2009年1月2日(金曜日)

御徒町で米線にびりびり痺れる!

カテゴリー: - honey @ 02時38分31秒

 最近どうやら、中華に凝っている様子の小林マスター。今年(2009)の2月には、2度目の台湾ツアーを企画中で、台湾スゥイーツを食べまくる予定だとか。てなわけで、続けて中華の店を訪問しました。
 今回は、ものすごく小林マスターに似合う街にある店ですね。

 前回、小林マスター推薦の六本木の高級雲南料理で、すばらしい本場の過橋米線を味わっておきながら、筆者(HP管理人)はいまひとつ引っかかるモノがあったのです。実は以前に食べた米線の味が、穏やかな「過橋米線」とはだいぶ違うインパクトのあるものだったからなのでした。
 その米線、スープは確かに過橋米線と同じくアッサリしていて旨みが深いのですが、日本人が滅多に口にしないような香辛料が大量に使われていて、食べると口の中がしびれるというもの。
 あれはなんだったのだろう!?

大連米線1

 しかしその疑問は、つい最近御徒町に出現した店のおかげで氷解しました。その店の名は、「大連米線」。何しろ、その店の看板料理は口の中がビリビリしびれる米線だというのだから、これは行ってみないわけにはいかないでしょう。
 さっそく、刺激物にはとびきり弱い小林マスターと、辛いモノの好きな奥様を無理矢理誘って師走の御徒町へ向かいます。
 しかし、六本木とは正反対でなんともマスター向きの街なのでしょうか。すでにスーパーを覗いて「刺身の盛り合わせが安い!これは買うべきか!!」と興奮しているマスターを、ようやく思いとどまらせて駅から数分の路地にある店に。サウナの向かいにあるその店は、黄色にシンプルな文字の看板からしてどう考えても日本人が作るような店じゃありません。うーん、期待が持てます。
 実は当日貸し切りの忘年会が入っていたようですが、なんとかテーブルを開けてもらい着席。
 店には、すばらしいことに筆者の疑問を見透かしたかのような大きな地図が貼ってあり、そこには中国南部の米の麺、「米線」がどのようにして北部の大連にたどり着いたかが解説されていました。小林マスターも、さすがにこの地図は一目で大納得の様子。
 簡単に言うと、雲南・桂林地方で発達した米線が南はベトナムに下り、北は四川省を経由して北部の大連にたどり着いたために、四川料理のエッセンスである、花椒(ホワジャン)が入ったモノが定着したのだとか。花椒は中国山椒とも言いますが、日本の山椒よりずっとビリビリしびれるような刺激があります。大連のには、そのしびれる米線お店が沢山あるのだとか。
 さてこの店には、看板の大連式米線各種の他、普通の中華料理のメニューもありますが、ルーツがはっきりしているのですから大連の地元料理が旨いに決まっているはず。そんな目算で最初にオーダーしたのは、「羊の楊子揚げ」。

大連米線2

 見ての通りまさに一口サイズの揚げ物です。日本のように肉は柔らかさを追求していないため、堅めですが、逆に羊らしい味があるマトンの部位にクミンと唐辛子などのフレーバーをつけて揚げたモノ。イスラム圏にまで連なる大陸の味です。
 あちらではコーリャンから作った白酒(パイチュウ)のお伴にするそうなので、ちょっと試してみると、これがなんともベストマッチ!匂いが強い者同士ですが、さすがにこの取り合わせの妙には、歴史を感じずにはおれません。
 羊はこのほかにも串焼きがあり、こちらは意外にマイルドな仕上がりで、日本人向きかも知れません。

大連米線3

 魚介類をと思ってオーダーした、「牡蠣の鉄板焼き」と「海鮮焼き」は基本的に同じようなソースで仕上げた料理ですが、見た目から想像するような濃い味ではなく、意外にアッサリ食べられます。素材も新鮮で、特にプリプリの牡蠣はおすすめ。マスターも「うまい!」と一言。

大連米線4

 中国の東北地方の名物は餃子ですから「大連風水餃子」も当然美味。皮は満州系の素朴なモノよりやや薄手で、ぷるんとした食感ですが、餡のの味付けが絶妙ですばらしいです。

大連米線5

 大連の名物としては、このほか鯉(現地では草魚を使うらしい)を使った「火鍋魚」や「なまこ」の料理などがあるようですが今回はパス。お目当ての米線を急ぎましょう!
 この店には、「トマト米線」「大連辛辛米線」「スープカレー米線」「ナポリ風米線」などの変わり米線もありますが、オーソドックスに「大連米線」と「大連しびれ米線」を選びます。「大連しびれ米線」の本当の名前は、どうやら<花椒米線>らしいですね。大連米線にも、花椒が使われていますが、しびれ米線の方は、花椒油と花椒の実が強化されていて、しびれ(1)しびれ(2)が選べるという恐ろしい仕組み。

大連米線6

 当然、日本一刺激物に弱い男、小林マスターも一緒なので、迷い無くしびれ(1)をチョイスです。
 雲南の過橋米線と基本的には同じ作法で、熱々のスープを運んできたかと思うとお姉さんが目の前で具材を入れて完成させてくれました。
 うーん!熱い!旨い!びりびり来る!しかし旨い!深い!
 鶏ガラと豚骨でとったスープは意外なほど深い旨みが広がります。米でできた麺は、意外にさらりと食べられてしまうので、残ったスープにご飯を入れておじやにするオプションもあるのだとか。今回は後で知ったけれど、次回は必ずやってみたい!

大連米線7

 小林マスターは、終始「ひー」と言いながらもうまさになっとく。「やっぱり、コーユー店は落ち着くやね〜」と、御徒町が似合う男は大リラックスムードなのでした。

大連米線8

米粉スープめん
新風中華[大連米線]
〒110-0005 東京都台東区上野3-20-2
TEL 03-5818-5657
日曜定休
http://www.mixian.jp

(代・管理人)


2008年11月5日(水曜日)

六本木が似合わない男、六本木の高級雲南料理で満足す!

カテゴリー: - honey @ 21時54分53秒

 楽太朗はオープンからはや1ヶ月。連日盛況で大勢のお客様においでいただいてるようです。おかげさまで、小林マスターも連日忙しく、なかなかブログに手を染める時間はないとのこと。(ま、その辺は予想通りですが。)
 というわけで今回は、小林マスターが最近凝っている六本木の高級雲南料理の店「御膳房」の訪問記をお届けしましょう。

 マスター夫妻が「雲南料理」などという珍しいことを言い出したのは、どうやら先月の台湾旅行で現地の雲南料理店に感心したのがきっかけらしいです。なんで台湾で「雲南料理」やねんと、突っ込みたくもなりますが、中国中から美食が集まっている台湾には美味しい雲南料理があっても不思議ではありません。台湾で食べた多くの料理の中でもとりわけ味が穏やかで、マスターの琴線に触れたのが「雲南」の味だったのでしょう。

前菜

 雲南料理の名物と言えば、まず思い出されるのは米線と呼ばれる米の麺。ベトナムのフォーと同じようなライスヌードルですが普通は平麺ではありません。
 最近は「過橋米線」という名物料理の名前を冠した人気店もあり、日本でも認知度が高まってきました。
 しかし、今回マスターと一緒にやってきたのは、六本木の高級中華店で、日本の雲南料理店としては草分けとして知られる「御膳房」。自他共に、六本木の似合わない男、小林マスターですが、どうやら今回はこの店のそつのないサービスとおしゃれな内装が気に入ったようです。
 御膳房は、完全な雲南料理店というよりは、モダンなインテリアで高級中華料理全般を食べさせる店で、雲南の食材と調理法で特色を出しています。
 すでに数回足を運んで大いに<お得意様オーラ>を発散しているマスターが「なんだっけ、この間のあれ、あれが美味しかったな〜」と飲食業とは思えないアバウトなオーダーを発すると、良くできたサービスのチーフが、てきぱきとメニューを決めてくれました。
 そんなこんなでまず、出てきたのは前菜の盛り合わせ。
 最近の高級中華ではよく見かけるお料理で珍しくはありませんが、マスターが気に入るだけあって、押し豆腐と香菜の和え物やゼリー寄せも実に穏やかで優しい味です。
 マスターもご満悦の表情!
 雲南料理と言えば外せないのが、キノコの料理でしょう。雲南でよく食べられる「牛肝茸」は、イタリアでいうポルチーニだそうですが、その牛肝茸とこれまた雲南の名物、金華ハムと共に中国の2大ハムと言われる<宣威ハム>を使用した炒め物が出てきました。

牛肝茸

 これはうまい!残念ながら、この店では乾燥茸を使用していますが、秋に雲南省まで行って生のキノコの炒め物を食べたらさぞかし旨いでしょう。
 もう一つのキノコ料理は、アミガサタケを牛筋スープで煮込み、ロシア料理のように壺焼きにしたお料理。パイ皮のふたを突き崩してゆくと、熱々の旨みを閉じこめたスープが現れます。一見濃厚そうですが、ロシア料理とは違う至って上品な味で、日本人にもぴったりです。

ツボ焼き

 マスターが、前回食べて大いに気に入ったというインゲンの炒め物は、(「中国のインゲン」とお店の女のコは言っていましたが)日本で言うところのモロッコインゲンをピリ辛に仕上げた一品。中国東北料理のように、シュンピン(クレープ状の薄いパン)に包んで食べます。

インゲン

 上海蟹のお料理として勧められたあんかけは、山伏茸と上海蟹のコラボレーションですがまあ普通の味でした。雲南料理ではないので当たり前でしょう。
 さて、〆にはなんと言っても雲南名物「過橋米線」を食べないわけには行きません。もともと、小島に籠もって科挙の受験勉強に勤しんでいた夫のために、毎日夜食を運んでいた妻が発明したという料理。熱々のスープの上に油の幕を作ることでその温度を保つという珍しい麺です。
 この店のは特に高級過橋米線なのでテーブルに運んでから、お姉さんが具材を一つ一つ加えて完成させてくれます。

過橋米線

 具材を入れた瞬間に、熱さのためにジュワっと煮込まれる様子は豪快そうですが、味の方はあっさり系!しかし、単に薄い味ではありません。<宣威ハム>からとった出汁を使用するスープは、薄味ながらもうまみがしっかり凝縮されています。
 お値段はそれなりに張りますが御膳房の雲南料理は、小林マスターでも完食できる優しい味の中華なのでした。

 もっとも、御膳房を後にしてもさすがに飲み足りない我々は、六本木のベルギービール専門店として名高いベル・オーブ(Belg Aube)へと。あのヒューガルテン創始者で白ビールの生みの親でもあるピエール・セリス氏が自ら醸造する生白ビールはさすがにすばらしい味でした!
 写真は、リニューアル楽太朗ご案内はがきを見せびらかしてご機嫌のマスター。

小林マスター

中国雲南料理 [御膳房]
〒106-0032 東京都港区六本木6-8-15 第2五月ビル1F
03-3470-2215
http://www.gozenbo.com

(代・管理人)


2008年10月10日(金曜日)

マスター小林の新しいブログ

カテゴリー: - honey @ 16時09分27秒

マスター小林の新しいブログがスタート!(予定)うーん、本当にやってくれるのでしょうか?(代・管理人)


14 queries. 0.054 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress

メインメニュー
検索